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TFK来日希望・簡易版

「The Flower Kings来日希望」の簡易版です
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(※ここに書かれた感想は管理人個人の感想です。FCスタッフ全員の総意ではありません)

 1日目。TFKファンのオフ会に寄った後、会場近くのジョナサンで腹ごしらえをしてから会場へ。久しぶりに会う人達に挨拶挨拶。ビールを飲みつつ開演を待ちます。4月のイタリアン・ロック・フェスの気合いの入った広告セットを見て、「ユーロロックフェスもこのくらい気合い入れて欲しかったよなぁ」と思いました、正直。

 まずはAnekdoten。このバンド目玉はなんと言ってもメロトロン。個人的には「別にサンプリングでもいいじゃない、管理大変なんでしょ?」と思っているのですけど、ステージに実物があると、やはり「おぉ」となりますね。バックドロップには「A Time of Day」のアートワークが映し出され、メンバーはあまり動きがなく、淡々と演奏する感じ。似たような曲が多いなぁ、でも好きな人は好きなんだろうなぁと、ボーっとしていましたが、その中でも"Ricochet"はいいアクセントになっていたと思います。Jan Erikの歌いっぷりは好きです。

 と、いかにも予習していなかったことをさらけ出して、次に行きます(ごめんなさい)。

 セットリストはネットで適当に拾ってきた物です。

The Great Unknown
The Old Man & Sea
Nucleus
Richchet
Book of Hours
In For A Ride
Sad Rain
Gravity
New Song


20分休憩をはさみ、ついにTFKの出番です。

 アンビエントなシンセサウンドが流れ出すと、正面の緞帳と両端のスクリーンに「Banks of Eden」のアートワークが映し出されます。やっと14年ぶりのTFK日本公演が・・・自分が演奏するわけじゃないのに、すごくドキドキしてしまいました。

 幕が開くと、ステージ中にオレンジの風船がたくさん。メンバーの立ち位置は、フロントの左から全身オレンジのHasse、ピンクがかった薄いオレンジのカットソーに、サイケな絞り模様がついたパンツをはいたRoine、そしてオレンジのカットソー(下は覚えてない(^^;))を着たJonas。下手の横を向いたドラムセットに、「Banks of Eden」のTシャツを着たFelix。右側にキーボードセットと、一人だけ普段着なTomas。

 そして、おごそかに"Numbers"が始まりました。テンポはゆったり目で、Roineのギターと歌が少し聴きづらかったです。続いて歌うHasseは、割と落ち着いた感じに見えたけど、気合いが入っているのは伝わってきました。淡々とした展開の曲ですが、それにアクセントをつけるFelixのドラミングが面白いですね。パワフルなキックと、意外性のあるフィルインで、ぐいぐい曲を牽引していきます。曲の中盤でもRoineのヴォーカルはいまいち決まらないところがありましたが(モニターが悪かったのか?)、ギターの音は段々整ってきました。Tomasの奇妙なサウンドスケープが会場に響きます。おそらく、このバンドを「シンフォニック」にしてるのは、TomasのKeyなのだけれど、押しつけがましくない音作りなのがいいです。Jonasのベースは、屋台骨としての役割だけでなく、時々、曲の鍵になる印象的なフレーズも奏でます。終盤、ヘヴィなベースのリフとドラムからギターソロ、そして、低音のサウンドソニックが観客を直撃(笑)。私は「And then the numbers may not come up right-」のヴォーカルハーモニーが終盤の肝だと思っているので、それが引っ込んでしまったのが少し残念だったのですが、すごいノリノリなTomasのプレイと(あんなに彼が頭振ってるのは見たことない)と、力強いギタープレイは、それを補って余りあるものでした。"Numbers"は、無限に広がる空間の中に、あちらこちら、ベテランならではセンスの良い技が散らばった、「Banks of Eden」のジャケットアートのような世界観を持っている曲なんだなぁと思いました。

 RoineのMCとメンバー紹介。"For the Love of Gold"では、Gold Topのレスポールに持ち替えたHasseの、清々しいVo.が堪能できました。気持ちいいミドルテンポに踊るRoineのギターと、澄んだTomasのキーボードサウンド。そこにFelixのスネアが強烈にアクセントをつけていきます。もうなにこの幸福感。
 その次、すかさずホーミーのサンプリングで"Last Minute on Earth"が始まりました。Hasseの声が高らかに響きます。そしてベースペダル攻撃ドーン(^^;)。座席の位置のせいでしょうか・・・。ヴォーカルパートがいったん終わり、Keyをきっかけにインストパートへ。ギターの音がすっかり消えてしまったのだけど、Tomasの熱いソロでカヴァー、テンポが落ち着いた後はRoineのギターが復活し、伸びやかなソロを披露。そのバックで、Jonasがかっこいいフレーズを弾いてるんだよね。再びHasseが語りかけるように歌います。そして、Jonasが弾くメロディから、ヘヴィーなキーボードハーモニーと共に"In the Eyes of the World"に突入。どっちの曲もライブ向けなので、このメドレーはとても興奮します。Roineのちょっと感情がこもったVo.もいいし、その後のHasseのスカーンと抜けるハイトーンヴォイスも決まって、曲はノリノリなままエンディングへ。Hasseもノリノリで風船をキック!私が一番はじめに覚えたTFKの曲なので、聴けて嬉しかったです。

 続いて、他のメンバーはステージから去り、JonasとFelixのジャム、それからTomasがやってきて、鳥のさえずりのような音色で"Babylon"のイントロを弾き始めました。自分はギターメインの音楽が好きなんだけれど、Tomasの音作りには本当に面白いなぁと感心します。そのうちRoineも入ってきて、じわじわと、そしてダイナミックに盛り上がってエンディング・・・が・・・Roineがギターの音をなかなか消さないので、観客が拍手をしていいのかどうか迷ってしまい、変な間ができてしまいました(笑)。Roineは、とりあえずチューニングをしつつ、MCを続けます。「長い曲を作るのが仕事なんだ」とか「僕たちスウェーデンから来たんだよ、アメリカじゃないよ」とか、妙な雰囲気が漂っててRoineっぽさがよく出てました。
 「なんか音鳴らしてよ」とRoineがいうと、Tomasが歪んだオルガンの音を「ガーン」と鳴らして、Hasseのシャウトと掛け合いを始めました。そして"Paradox Hotel"へ。Hasseのマイクにみょ〜なエコーがかかっていて、カラオケみたいだと思ったけど、なんだったんだろう?それにしても、情熱的な歌唱といい、Roineとのギターの掛け合いといい、短いヴォーカル・インプロも聴けて、ハードロックHasseのハイライトでした。

 盛り上がったところに、涼やかなキーボードサウンド。ここまであまり、ステージのバックドロップの映像を真面目に見ていなかったのだけど、このキーボードソロと映像のコラボはよかったです。雪山から一転、コンクリートジャングルに場面が移るのと、荘厳な雰囲気の音からダンサンブルなリズムが入ってくるのと、実によく合っていました。独立したソロタイムで、Tomasがいかにもキーボーディストなキーボードソロを弾くのを見るのは、とても久しぶりのような気がすします。いつも音色に注意が行ってしまいますが、技術的にも高い物を持っている人なのだと再確認できました。
 そして、しっとりと静かなピアノのイントロから"Stardust We Are"へ・・・14年前、私がTFKのファンになるきっかけになった曲。再び日本で聞くことが出来て感無量です。この曲を聴くと、ちっぽけな身体の中に大いなる宇宙の広がりを感じられるようで、それが懐かしいようで、ちょっと涙目になってしまいます。HasseのVo.は相変わらずハートウォームな感じで。ヴォーカルを受け継ぐように入るRoineのギターソロも素晴らしかったです。

 冷ややかなキーボードのメロディと、ベースのつま弾きが絡み合い、Felixがカウントを取ると、Roineが"Rising the Impelial"のイントロを弾き始めました。ここでもRoineのマイクのエコーがちょっと強くかったですね。スタジオ盤ではInger Ohlen-Reingold(Jonasの奥さん)が時々美しい声を響かせていました。あれをサンプリングで鳴らすのか、誰かが代わりに歌うのか気になっていたのですが、この日はJonasとHasseが少しずつ(全部ではない)歌っていたのは確認できました。曲の中盤、FelixのフィルインからRoineのギターソロに入るところは鳥肌もので、ロングトーンだけで、どうして人を震えさせられるのだろうと、本当に感心。それに続くHasseの熱い歌唱も感動的に決まり、曲は大団円へ。メンバー紹介をして、バンドはステージから去って行きました。至福。

 スタンディング・オベーション、アンコールがあって(時々「ロイネー!」と叫ぶ声あり)、バンドがステージに戻ってきました。「僕たちは長い時間旅をしてきたし、君たちは長い間待ってたから、長い曲を演奏するよ」というMCがあって、Tomasがぽや〜んとキーボードを弾き始めました。音は徐々に輪郭を持ち始め、他のパートも乗ってきて、"I am the Sun"が始まりました。今やTFKを代表する曲です。Sweden Rock Festの時は転がりまくって、外れてしまうこともあったFelixの手数の多さは、きちんと収まり、見事な推進力になっていました。この曲の時は、雄大な流れに身を任せて身体を揺らすことを楽しみました。TFKのライブはいつもまず「楽しい!」って思います。ポジティヴなパワーを強く感じるし、メンバーそれぞれのミュージシャンとしての見せ場も楽しめるし、全体的にロック的なグルーヴがあって、ロックファンとしてのわがままな要求をほとんど満たしてくれるのです。

 演奏が終わって、Roineが「明日も来る?明日はスウェーデンから来たMoon Safariと、スウェーデンから来たTrettioåriga Krigetがでるよ。Swedish Prog Festivalにすべきだね」と、フェスのタイトルに突っ込みを入れて(笑)、ステージを去りました。あなたって人は(^^;)。

Numbers
For the Love of Gold
Last Minute on Earth〜In the Eyes of the World
Drum & Bass Jam
Babylon
Paradox Hotel
Keyboard Solo
Stardust We Are Part 3
Rising the Imperial
Encore:
I Am the Sun

2013.01.11.Fri 23:55 | TFK来日希望 | trackback(0) | comment(0)
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