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TFK来日希望・簡易版

「The Flower Kings来日希望」の簡易版です
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(※ここに書かれた感想は管理人個人の感想です。FCスタッフ全員の総意ではありません)

 川崎に到着するのがちょっと遅かったので、Club Citta'近くのスペイン料理店ですばやくケーキセットを食べ、コンビニでおにぎりを買ってから会場入りしました。今日は長丁場だから、途中でお腹がすいたら辛い(^^;)。

 一番手はMoon Safariでした。Power Rock Todayや、NHKの「プログレ三昧」で話題になっていたのは知っているけれど、正直いうと苦手な音です(汗)。なので、ライブを見て好きになれたらいいな、という思いで見ていました。曲は何となく覚えていました。コーラスワークは絶品でしたね。インストパートになると、「Images & Words」期のDream Theaterをユルくしたようなサウンドだと思いました。日本でウケるのはわかる気がするなぁ。個人的には、縦のハーモニーだけでなくて、対旋律を使うとか、もっと声でややこしいことをしてくれたら、とか思いましたけど、少なくとも嫌いになることはありませんでした。Petter Sandströmのちょっとロック的な歌い方と、最後のアカペラはとても良かったです。

A Kid Called Panic
Heartland
Yasgur's Farm
New York City Summergirl
Lover's End Pt.III:Skellefteå Serenade
The Ghost of Flowers Past
Encore
Constant Bloom

 20分休憩の後、今度はTrettioåriga Krigetでした。Moon Safariからずいぶん落差がありますね。プログレというよりは、プログレ以前の、サイケとかアートロックと呼んだ方がふさわしい気がします。2008年の初来日の時より、ちょっとレイドバックした感じを受けましたが、演奏された曲目が違ったせいだと思います。1stの曲では、テンション上がりました!ギターの不協和音がVoivodっぽいじゃないですか!(はっ、個人的趣向が)安定したリズム隊と、David Byronを思わせるRobert Zimaのシャウトを堪能しました。
 残念だったのは、バンドの関係者かご家族とおぼしき団体が、2階席からフラッシュ焚きまくりで写真を撮っていたこと。そんな場所からフラッシュ使っても無意味な上に、バッテリーを消耗するだけだと誰か教えてあげて。

Lång Historia
Mannen På Bänken
Mitt Mirakel
Röster Från Minus Till Plus
Andra Sidan
Benke
I Början Och Slutet
Krigssång
Gnistor
Ur Djupen
Kaledoniska Orogenesen
Encore
Dagspress

 再び、20分の休憩を挟んで、今日もトリはTFKです。

 なんと1曲目は、1日目の本編最後に演奏された"Rising the Imperial"!この日は下手側の端の席だったので、Felixを背中側から見る形になりましたが、手元がよく見えました。シンプルな刻みだけでもいいようなパートでも、どうしてそんなパターンが?と思うようなアイデアがどんどん出てくるのが、直接目に見えて面白かったです。Roineの声は、昨日と比べるとよく出てる感じ。バンドの演奏も、リラックスしているように見えました。チャーチオルガン風の音色とともに曲が終盤に向かって盛り上がり、Hasseのロングトーンがエンディングを飾りました。

 Roineが「Thank you」と簡単に挨拶をして、すぐに”What If God is Alone"を演奏し始めました。昨日と場所が違うのと、端っこの席という利点で、ずっと立って見ていたこともあると思うけど、音のバランスとかバンドのアンサンブルが、ずいぶん改善されたように思いました。少なくとも途中でギターの音が消えるとか、ヴォーカルマイクにエコーがかかりすぎるということはなかったです。二度目の"I can see beyond time -"の、Hasseの歌の後ろで叩きまくるFelixがかっこよかったなぁ。

 「10年前の曲だと思うけど。時が経つのは早いね、歳も取るよ」と、RoineのMCがあってから、"The Truth will Set you Free"のイントロが。JonasとFelixのコンビがとても緊密にリズムとアクセントを奏でているのがわかります。各パートの強弱と絡み合いの濃淡によって、曲のダイナミクスがコントロールされていて、その波に乗るのがとても気持ちいいのです。Roineがちょっと、西部劇風のフレーズを即興でつま弾いてから、アコースティックギターのリフ。キーボードのメロディから歌へと繋がっていく。Hasseの歌い出しがちょっとよれていたけど、自分でもわかっていたのか苦笑して、すぐ持ち直しました。その後の歌唱は安定していたように思います。"We will fight fire with fire"では拳を振り上げてるのはお決まりの動きなのだ!それからギターソロに入ると、ドラムがオリジナルとはずいぶん変わっていることに気がつきました。アクセントの位置は変わっていないと思うんだけど、その間のフィルが、Zoltanに比べるとすごく音数が多いし(ツーバスも踏んでた)、それに引きずられてか、Tomasのソロもとてもエキサイティング。でもオリジナルと雰囲気は壊してないの。ふわふわしたサイケなインプロパート、Roineの太い音色のギターソロと繋がっていく。それからは天国ですね・・・。今日はインストパートが充実してるなぁ。

 Roineがメンバー紹介。まずTomas、それからFelixを紹介しようとすると、すでに居なくなっていました(笑)。その次、「背が高いジェントルマン、Jonas Reingold」って紹介しましたが、彼もすでにステージから引っ込んでいて、最後のHasseも居ないという(笑)。さすがのRoineも笑い出してしまいました。そうしたらHasseがチマチマと走ってステージに出てきて、すぐ引っ込みました。それからRoineはNeal Morse Band(Mike Portnoy入り)とのヨーロッパツアーの宣伝(「今度はオレンジじゃないよ、次は何かは秘密だよ」、みたいなことを言っていたような)と、Facebookの宣伝をして、引っ込んでいきました。

 Tomasのキーボードソロは、昨日とそんなに大きく変わらない内容だったと思います。そして昨日と同じく、ピアノのイントロから"Stardust We Are"へ。Hasseは大きい手振りを交えて、伸びの良い歌声を披露しました。自分の歌が終わった後も、FelixやRoineに絡みに行くHasse、すごくノってるなぁ。14年前と若干、声質が変わったような気がするけど、今でも変わらぬ感動を観客に届けてくれるとソウルフルなヴォーカルでした。

 続いて、Hasseが"You Gotta Move"(多分Mississippi Fred McDowellの曲だと思います)をアカペラで一フレーズ歌ってから、"Paradox Hotel"に繋がる展開はクールでした。この曲は、よく聴けばややこしい拍子もあるんだけれど、難しいことを考えずにただただ楽しめます。ブルージーなギターの掛け合いも再び見られたし、曲の最後の"Yeah---ho---woo---"という掛け声もしっかり決まって、「Hasse、」な一曲でした(<壊れた)。

 「セットの最後に、オープニングの曲をやるよ」とRoineのMCがあって、"Numbers"。場所柄、どうしてもドラムに耳に入ってくるので、Felixについてのコメントが多くなってしまいますが、どうしてバンドがFelixを選んだのかわかるような気がしました。Jazz畑のテクニックとグルーヴ、メタル的なパワフルさで、今までのドラマーと違う個性でバンドの推進力になっています。この二日間、今までのTFKのライブと比べても、ずいぶん自分がステージの演奏にノって、身体を動かしていると感じました。プログレという音楽、とくにシンフォニックと呼ばれるジャンルと、グルーヴという言葉は似合わなそうです。しかし、それを吸収できるだけの懐がTFKの音楽にはあります。Felixの存在が、今までとちょっと違う次元にTFKの音楽を持って行ってくれそうな気がするのです。ここ数年ドラマーの入れ替わりが多かったので、彼に定着して欲しいな。
 この日の"Numbers"は、前日の演奏やヴォーカルハーモニーが、よりタイトにまとまっていました。Roineのギターの音が軽やかに、ときに重厚に、感動を振りまきながら会場を駆け回ります。何度心の中で「よーし!!!」と言ったことか。ライブ中に取っていたメモには「Roineのギターソロも」とか書いてあります。問題のベースペダルは、Jonasとは離れたサイドの席でも充分ビリビリと振動が伝わってきたけど、気になったのはこの曲くらいかな。

 Roineがデジカメを持ってきて、「笑ってくれる?Say, Cheese!」とか話しかけて、観客をパチリ。Jonasが腕を曲げて力こぶを作るポーズを作ってるのもパチリ。
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photo by Roine Stolt

 アンコールは、"Last Minute on Earth"。ヘヴィなリフに心躍ります。この日は、ところどころ不安定なところがあったHasseですが、この曲ではしっかり力強い歌をキープしてくれました。この人の歌声は、ハードさの中にふと垣間見えるさまざまな表情が魅力です。キーボードソロに入ると、グッとテンポが上がって、Tomasがベンドホイールをグイグイ使ったソロを披露、いったん落ち着いてからRoineのギターソロ。これがまたいい音なんだな~。ゆったりとしたベースのフレーズと相まって、いい感じで身体を揺らしてユラユラ・・・。それから"In the Eyes of the World"へと繋がるギターソロも絶品で、もはや形容詞が思いつかないよ。とにかくこの日のRoineは神懸かったプレイが多く、バンド全体のノリもとても良かったです。その勢いで最後まで突っ走ったバンドの演奏は圧巻!は~・・・楽しかった。

昨日は、演奏が始まるまで色々神経質になっていたんだけど、この日はとにかく余計な心配をせずに、心から楽しむことができました。

Rising the Imperial
What If God is Alone
The Truth will Set You Free
Keyboard Solo
Stardust We Are Part 3
Paradox Hotel
Numbers
Encore
Last Minute on Earth〜In the Eyes of the World


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 公演後はMoon Safariのサイン会になってました。

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 昨日出演したAnekdotenの面々も。Trettioを観に来たんだと思います。

 海外遠征して観に行くバカ達(私含む (^^;))が、百万回「TFKのライブはすごいんだよ!」と訴えても、いざバンドが一度でも下手な演奏をしたら、その訴えはウソになってしまいます。実はそんなつまらないことを心配していたのですが、TFKは私たちの期待以上のパフォーマンスを披露し、多くの観客を圧倒してくれたようです。それが何より嬉しかった・・・。これをきっかけに、もう少し頻繁に来日できるようになってくれたらと、切に願います。

最後に、来日実現に力を尽くしてくれた関係者、プロモーターの皆様、ありがとうございました。
そして、署名に協力をして下さった皆様に心から感謝申し上げます。
2013.01.12.Sat 23:55 | TFK来日希望 | trackback(0) | comment(0)
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